おりびのブログ

「機械工or院卒→開発部」を目指す理系のためのブログ。

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不登校になりやすい大学院生の特徴5選【不登校予防と改善策アリ】

 ▼大学院生の方で最近は不登校気味…

▼研究室に行くことを考えただけで胃が痛くなる

▼毎日なにもやる気が出ない

 

といった大学院生は少なからずいます。

 

僕は現在、理系大学の大学院に所属していますが、不登校気味の友だちもいました。そこで、どのような特徴を持つ大学院生は不登校になりやすいかをまとめつつ、不登校にならないようにするための予防や改善方法をまとめました。

 

大学院生 不登校

 

 

大学院生が不登校になりやすいタイプはどんな性格?

大学院生 不登校

 

 それでは、不登校になりやすい大学院生の特徴を下記に5つ紹介します。

 

あなたの現在の状況やなどと比較してみましょう。

 

1.研究に1mmも興味がない人
2.自己嫌悪に陥りやすい性格な人
3.大学院に入ることがゴールだった人
4.朝起きるのが苦手な人・通学に時間がかかる人
5.コアタイムがない研究室に所属している

 

研究に1mmも興味がない人

大学院生が不登校になる理由として、研究自体に全く興味が湧かないということが挙げられます。

 

「周りが大学院進学したから」といった理由で自分も大学院進学を決めてしまったのなら少し危険信号です。

 

大学院生全員が研究に興味深々というわけでは決してありませんが、「ちょっとは面白い研究内容だな」くらいの感じがベストです。

 

 

 

研究室に配属される前に、どんな研究をしているのかを十分にチェックしましょう。研究室選びで失敗しないための方法は以下にまとめました。ぜひ研究室選択の直前の学生は一度チェックしましょう。⇩

 

 

自己嫌悪に陥りやすい性格な人

自己嫌悪に陥りやすい性格の大学院生は不登校になりがちです。例えば以下のような感じです。

 

 

同期よりも研究成果が出せていない→効率が悪い自分が悪い→やっぱり自分は大学院なんて向いてなかった…

 

のような負のスパイラルを繰り返してしまう人です。何かを改善するために、"反省すること"と"自己嫌悪すること"は似ているようで全く違います。

 

大学院に入ることがゴールだった人

「実家から出たくて大学院に進学し一人暮らしをしたかった…」

 

「周りの友だちが大学院に進学するって言っているので自分も大学院進学を決めた」

 

「働くのが嫌でとりあえず大学院に進学した」

 

というような「大学院に入学すること自体がゴールだった方」は不登校になりやすいです。

 

 

 

なんでもいいので大学院に進学して達成したい目標を立ててみましょう。おおざっぱで構いません。ちなみに僕の大学院2年間でのおおざっぱな目標は以下です。

 

①将来は機械系メーカーで設計職に就きたいので、大学院で研究の素質を身に着けたい

②よい研究成果を出して奨学金免除をもらいたい

 

ざっくり僕はこんな感じの2つの目標を持っていました。①は大学院に進学するもっともらしい理由ですね。しかし僕は②の理由がメインでした。

 

就活や周りの友だちになぜ大学院に進学したのかを聞かれたら、外ずらがいいので①を話しますが、②のようなゲスい目標を持つとやる気が出ていいですよ。

 

朝起きるのが苦手な人・通学に時間がかかる人

一人暮らしを始めて朝起きるのが苦手な人や、実家から大学までの通学時間がとても長い方は要注意です。

 

朝起きれない→授業やゼミを遅刻するようになる→だんだん休みがちになる→久しぶりに授業や研究室に行くのが気まずくなる

 

というようなパターンが多いように見受けられます。

 

 

 

あるいは、

 

通学時間が長くて大学まで行くのがめんどくさい→家に帰る時間も長いので憂鬱→どうしても大学に行かないといけない用事があるときだけ行こう

 

というような方もいます。

 

コアタイムがない研究室に所属している

コアタイムがない研究室に所属しているため、大学に行く習慣がなく不登校になるといのもよくあります。

 

コアタイムとは、必ず研究室にいないといけない時間のことで基本はサラリーマンと同じように9時-17時が多いです。

 

自分で研究の予定を決められる人はコアタイムがない研究室の方が向いています。しかし、朝起きれない人などはコアタイムがある研究室を選ぶ方が規則正しい生活ができると思います。

 

大学院生の不登校を予防・改善するためにできること

大学院生 不登校

 

大学院生の不登校を予防・改善するためにできることを考えていきましょう。

 

以下の4つを実践することが有効だと思います。順に見ていきましょう。

 

・日常の環境を変えよう
・自分がしなければいけない研究課題を分ける
・SNS、ブログで自分の考えを発信し承認欲求を満たす
・学生カウンセラー室に相談してみる

 

日常の環境を変えよう

不登校の予防や改善のためには、日常の環境を変えることを心がけましょう。

 

 

★朝起きるのが苦手なら、早い就寝ができるように工夫する

★通学時間がかかるなら、原付を買ったり家を引っ越したりしてみる

★自分の時間を確保するためにバイトのシフトを減らすorバイト辞める

 

そして、一番のおすすめは部屋の断捨離&掃除です。

 

「え、そんなことかよ!」と言われそうですが、あなたの部屋の状態はそのままあなたの心の状態を表します。

 

まずは部屋をキレイに片付けると同時に自分の心の中を整理しましょう。

 

自分がしなければいけない研究課題を分ける

"自分が絶対にしないといけない課題""余力があればする課題"に分ける作業をまずしましょう。

 

それでは、"自分が絶対にしないといけない課題"とは何でしょうか?

 

それは、修士論文を書くために必要なデータのことです。

 

学部生なら、卒業論文を書くために必要なデータのことです。

 

 

 

そして"余力があればする課題"とは、先生や周りの同期から頼まれるような事務作業です。

 

まずは自分がしなければいけないことを明確に分けて、それ以外のことは断るスキルを身に付けましょう。

 

うまく研究室をサボる方法はこちらをチェック⇩

 

 

SNS、ブログで自分の考えを発信し承認欲求を満たす

▼ゼミ中に研究室メンバーの前で教授に怒られる

▼先輩や同期が理不尽なことを言ってきてギクシャクしている

 

 

 などで心が疲弊してしまっていると不登校に繋がります。憂鬱な気持ちをため込んでばかりだと身体と心によくないです。

 

そこで憂鬱な気持ちなどを分析して、どうしたら改善できるかなどをSNSやブログで発信してみましょう。そうすれば、これまでは全く接点のなかった全国の人と交流が持てていい刺激が貰えるかもしれません。

 

 

学生カウンセラー室に相談してみる

研究室関係以外の人に研究の悩みを聞いてもらうというのも有効です。

 

どうしても親や先生や研究室同期は偏ったことしか言いません。

 

そこで学生カウンセラーの方や、大学外の趣味を通じて出会った人などと話すことが大事です。

 

さきほどのSNSやブログで発信することに通じますが、異なる年齢、職業、性格の人と交流するとまた新たな価値観が生まれ心が軽くなることがあります。

 

大学院生の不登校事情まとめ

大学院生 不登校

 

大学院生の不登校になりやすい特徴や、不登校の改善法をまとめていきました。

 

おさらいしますと、

 

不登校になりやすい大学院生の特徴
  •  研究に1mmも興味がない人
  •  自己嫌悪に陥りやすい性格な人
  •  大学院に入ることがゴールだった人
  •  朝起きるのが苦手な人・通学に時間がかかる人
  •  コアタイムがない研究室に所属している



不登校の改善法
  •  日常の環境を変えよう
  •  自分がしなければいけない研究課題を分ける
  •  SNS、ブログで自分の考えを発信し承認欲求を満たす
  •  学生カウンセラー室に相談してみる

 

自分や周りの友だちに当てはまったでしょうか?ぜひ今後の生活の参考にしてみてください。

 

以上です、ありがとうございました。