大学院生の息子さん・娘さんをお持ちの親御さん、大学院生にお年玉を渡す予定でしょうか?
高校生あるいは大学生まではお年玉を上げていたけど、大学院生なんてもう23歳~以上なんだしもう上げる必要ないという考え方でしょうか?それとも、大学院生はまだ学生だから卒業するまではあげようかなと思っているでしょうか?
本記事では、現在地方で一人暮らしをしている機械系大学院生(M1)からの視点と体験談を踏まえつつ、大学院生にお年玉を上げるべきかという問題を考えていきます。
大学院生になってもお年玉は欲しいです【理由は2つ】
結論から言うと、大学院生になってもお年玉は欲しいです。
「良い歳した大人なんだから、大学院生がお年玉なんてもらうなよ、みっともないな、プライドはないのかよ。」と突っ込まれ呆れられそうですが、それでも構いません。
大学院生でもお年玉が欲しいです。大学院生になってもお年玉が欲しい理由は大きく分けて2つあります。順番に解説していきます。
まだ学生で収入がほとんどないから
大学院生は区分としてはまだ学生です。大学院生の1日は予想以上に忙しく、実験などの研究活動で1日があっという間に過ぎていきます。
※大学院生の暮らし、生活リズムが知りたいと思った方はこちらからどうぞ!
大学院生の生活を紹介します!大学院生って忙しいの?【理系】 - おりびのブログ
↑のリンクを見ていただいたらお分かりいただけますが、大学院生は実験、論文勉強会、修士論文・発表準備、授業、後輩指導などで大忙しです。
なので正直、大学院生はアルバイトを週に4日以上できる気がしません。ちなみに僕は週に1度、個別指導の塾講師をしています。大学院生は社会人のように大きな収入が全くないということを理解してほしいです。
大学院生は貧乏な暮らしをしているから
地元から離れた大学に進学した大学院生の場合の大半は一人暮らしをしていることでしょう。僕も一人暮らしをしているのでよくわかりますが、家賃、光熱費、食費、研究室飲み会代を払うとほとんど手元にお金が残りません。
奨学金は生活費に消えていきますし、雀の涙ほどのバイト代も十分な貯金にはつながりません。
大学院生の具体的な貧乏ぶりが知りたい方はぜひこちらをチェック!!
【大学生の生活費】生活費以外にかかるお金の落とし穴に気を付けましょう - おりびのブログ
なので病院代や帰省交通費などの突発的な出費は結構な痛手です。そんな貧乏な暮らしをしている大学院生の息子・娘に久しぶりに会うのだったら、お年玉という名の帰省交通費をちょっと多めにくれてもいいじゃないですか!!
大学院生にお年玉を上げるなんて逆に失礼じゃないの?
中には、大学院生にお年玉を上げるなんて逆に失礼なんじゃないの?と言われるかもしれません。
しかし全然失礼なんてことはありません。大学院生は、年齢と態度こそ大きくなりますが、収入面からみたらむしろ大学生よりも下がっています。
それにお年玉をもらって嬉しくない大学院生なんていません。ぜひかわいい息子・娘さんのお年玉を上げましょう。
大学院生のお年玉の相場は?
それでは仮に大学院生にお年玉を上げるとして、いくらくらいが相場でしょうか?
僕の肌感覚になってしまいますが、金額的には5,000円~1万円がちょうどいいと思います。
封筒に入れるので、できれば5千円札か1万円札のどちらか1枚がキリよくていいと思います。いわゆるお年玉というよりも、帰省交通費や一人暮らしの食費の足しとしてお年玉をくれたら大変うれしいです(笑)
大学院生のお年玉事情まとめ
お年玉をもらって育った子供は、おそらく自分の子供にも落とし玉を上げる人に育つでしょう。
逆にお年玉をもらわずに育った子供は、おそらく次世代に落とし玉を上げない人に育つでしょう。大学院生の息子・娘にお年玉をあげようか迷っている方の参考になったら嬉しいです。
ぜひお年玉をあげることを考え直してみてください。
以上、ありがとうございました。