無事大学受験も終わり晴れて大学生になる皆さん、大学生になったばかりの皆さん、大学生の生活費ってどのくらいか気になりませんか?
- 家賃はいくらが相場なのか
- 食費はどのくらい使うのか
- 遊びにはどのくらいお金かけてるの?
- やっぱりバイトしないと仕送りだけじゃ生活できない?
といった不安をお持ちの方も多いと思います。
この記事では、大学生の生活費についてめちゃくちゃ詳しく解説していこうと思います。
現在僕は、地方大学の機械系大学院に通っており1人暮らし歴5年です。その体験談を色々と折り混ぜて解説していきます。
大学生の生活費の内訳が知りたい
大学生の生活費って何がかかると思いますか?
学費はもちろんのこと、家賃や光熱費、食費は欠かせない費用ですよね。
それ以外にも大学生は自由度が増える分お金の使い方も大胆になります。
高校生まででは、友だちとマックやファミレスに行くくらいでせいぜい~2,000円でしたが、
大学生になり20歳を超えるとお酒が飲めるようになり1回3,000~4,000円の飲み会に当たり前のように参加します。
高校生の時と比較すると完全に金銭感覚がバグってしまいます。
飲み会代以外にも、大学生の出費で気を付けたいこともあるので順番に解説していきます。
それではまず前半で、大学生の生活費で必ず必要になるお金についてまとめます。
そして後半で、大学生活を楽しむために必要なプラスαのお金について説明します。
大学生の生活費で欠かすことができない費用は?
それではまず大学生の生活費で欠かすことができない費用について解説していきます。
具体的には学費、家賃、光熱費、食費、通信費、その他の生活費です。
これらを順に解説していきます。大学生の月々のおおよその生活費がイメージできると思います。
大学生の生活費の半分以上は学費・入学費です
やはり大学生の生活費の半分以上は学費と入学費です。
国立・公立、私立大学に分けて、それぞれどのくらいの学費なのか見てみましょう。
日本学生支援機構(JASSO)によると、それぞれの年間の学費は以下のようになります。
【参考】日本学生支援機構(JASSO)
やはり私立大学の学費は高いですね。 国立の2倍以上です。
しかも、↑の表の学費は4年間ではなく1年間で支払う学費です。ストレートに卒業できて単純に×4倍 ってなかなかお金がかかります…
それに加えて、大学に入学時に数十万円の入学金を払わないといけません。高過ぎです…(仕方ないですが)
もちろん大学や学部によって異なりますので目安として参考にしてください。
家賃の相場はいくら?地域ごとに解説します
それでは続いて大学生の一人暮らしの家賃相場を解説します。
地域ごとに値段をリサーチしたので、自分が通う大学がある地域を参考にしてみてください。
ちなみに下の表にある家賃は、大学から徒歩15分の位置にある1Rで2階以上、トイレとお風呂が独立という条件で探してみました。
こちらのアパマンショップで調べてみました。皆さんもぜひ活用してみてください。
だいたいの目安ですが、東京と比べて地方だと家賃は2倍くらい違います。
※あくまでもざっくりとしか調べていませんので、詳しくは一度ご自分で調べてみましょう↓↓
光熱費はいくら?季節ごとの目安が知りたい
それでは続いて一人暮らしの光熱費はいくらくらいかかるか季節ごとに解説していきます。
季節ごとのおおよその電気代、ガス代はこんな感じです。
僕の場合ですと、常に電気を使うものは冷蔵庫と照明でした。
夏場の夜は、扇風機とクーラー(26℃設定)を使っていました。
冬場の夜は、エアコン(20℃設定)を使っていました。
あとは、スマホを充電したりドライヤーを使ったりって感じです。
ガスに関しては、お風呂と料理で使います。
毎回お風呂はお湯を張らずシャワーだけで過ごしてました。料理は月に6~8回でした。
やはり夏と冬の光熱費は高くなる傾向にあります。
食費は?外食した場合と自炊した場合を考える
次は食費です。
昼ごはんは大学近くの定食屋や学食でおよそ500円でした。夜ごはんは食べに行くと500円~1000円ほどでした。
しかし自炊すれば(といっても簡単な野菜炒めや麻婆豆腐くらいしか作りませんが…)
4人前くらいいっきに作って600円ほどでした。一食当たり100~200円で食べていました。
テスト前とかで忙しい時以外は自炊するとかなり食費が浮きますよ。
スマホ代・通信費は必須だが高い
大学生にとってスマホは必須アイテムです。正直ないと生きていけません。
しかしスマホは本体代はパソコン並みに高いし、毎月の通信量もバカになりません。
そこで格安SIMを契約して賢く通信費を節約しましょう。
その他の生活費
上記の生活費の他に、一人暮らしをする上で欠かせない家具や家電、洗剤やトイレットペーパー、勉強道具などが挙げられます。
家具や家電は一度買い揃えれば卒業まで使うことができますが、歯ブラシやティッシュなどの身の回りのモノや、ノートやペン、そして教科書のお金が意外とかかります。
前期の授業が10個ほどあって新しい教科書を6~7冊買わないといけない場合、合計で2万円ほどかかるでしょう。大学の教科書代を節約する方法をまとめました。ぜひご覧ください。
大学生の生活費に追加でかかるお金って?
これまでは、大学生活を送る上で必須である生活費についてまとめてきました。
そこで次は、ついついかかってしまう大学生の生活費について解説します。
浪費を防ぎたい学生向けです、大学生活が始まるまでにどんな追加のお金がかかるのか知っておきましょう。
意外と飲み会代は馬鹿になりません
なんといっても大学生の出費の第1位は飲み会代です。
1回の飲み会の相場は3,000円~4,000円です。もし二次会があったらプラス2,000円~3,000円です。
もしあなたがウェイウェイしているサークルに入るつもりなら、月に2回以上は飲み会があると思っておいてください。
そして学期終わりや年末年始、新入生歓迎時期は毎週末飲み会が開催されるでしょう。
ましてや高学年になると後輩に奢ったりする場面も出てくるので、結構な出費になるでしょう。
飲み会は本当にお金を取られるので注意しておいてください笑
遊び代や嗜好品、趣味に使うお金
遊び代や趣味に使うお金も結構かかりますね。
趣味にもよりますが、僕はロードバイクが好きでバイトして20万円の自転車を購入しました。
また大学生になり二十歳を超えるとしたくなるのが酒とたばことギャンブルと女。
1箱500円のたばこを3日に1箱買う友だちもいますし、パチンコや競馬にハマってしまう人もいます。
風俗なんて1回1万円は軽く超えますしね…(笑)
そんな風に良くも悪くも大学生はお金の使い方が大胆になります。
結局、大学生の生活費は月々いくらになるの?
それでは、大学生の毎月の生活費をまとめます。
- 家賃:約4~7万円
- 食費:2万円
- 光熱費:5,000円
- 飲み代:1~2万円
- 趣味代、交際費その他1~3万円
住んでいる地域や季節、イベントごとがあるかないかで大きく出費は変わってきますが、大学生の月にかかる生活費はだいたい10万円といったところではないでしょうか?
家賃が安い物件を探しつつ、親から仕送りをもらいつつ奨学金を借りつつ足りなければバイトするというよな感じかなと思います。
生活費以外にかかるお金の落とし穴
ここまで、毎月固定で払う生活費や趣味の費用について解説しました。
せっかくなのでここからは、生活費以外で突発的に発生するお金についてまとめていきます。
病院代(風邪や虫歯など)
大学生になり一人暮らしをしていると、風邪をひくこともあるでしょう。
そうすると病院に行くわけですが、初診料1,000~2,000円ほどかかります。
意外と病院代や薬代が高いということを頭に入れておいて、緊急時の病院代だけは必ず貯金するようにしておきましょう。
風邪以外にも虫歯になって歯医者代が結構かかったというケースもあります。
定期的に歯医者に行くと病院代がもったいないように思えますが、僕は逆に定期的に検診に行き虫歯を作らない方がトータルでは医療費は安くなると考えています。
自転車の修理代(主にパンクが原因)
大学生の出費で多いのが自転車の修理代です。
パンク修理だと1回500~1,000円ほどで直してくれますが、なんか損した気分になります...
そして、パンクした自転車を押していくのはめんどくさいですよね。
自転車は空気が入っていない状態で乗るとパンクしやすくなります。
ですので、1か月に一回は空気を入れるようにしましょう。
1,000円ほどの安い空気入れでいいので、ぜひ購入することをおすすめします。
空気入れずに自転車乗ってパンクして修理を2回出すと、もう空気入れ代の元取れますからね。
自分で自転車の整備をすることで断然修理費が安くなりますよ!!
こちらの商品がコスパ的にお勧めです。自転車通学する大学生で、パンク修理代で損をしたくないという方はぜひ定期的な整備を。
自転車ライトの盗難
自転車を大学に置いておくと、ライトの盗難に遭うことがあります。
僕も4年間で2つライトを取られました。盗難に遭うとマジでイライラしますよね。
長い時間自転車から離れる時はライトを持ち歩くようにしましょう。
パソコンやスマホの修理代
パソコンやスマホなど電子機器の故障はたまに起こります。
Apple Careやパソコン保証に入っていれば修理代はかなり少なくなると思いますが、そうでないと結構な費用がかかります。
普段から過度な負担をかけない使い方を心掛けましょう。
彼氏・彼女とのデート代
大学生になると同じ学科やサークル、バイト先で彼氏や彼女ができることがあります。
そうすると発生するのがデート代。
月に2回くらい遊びに行くとして、交通費、ランチ代、施設入館料、ディナー代、泊りなら宿泊代…月に2~3万円といったところでしょうか?
数えるとキリがありません。
彼氏・彼女や友人へのプレゼント
年に数回ですが、彼氏・彼女や友人へのプレゼント代は仕方ないですね。
年単位で少しの貯金を心掛けましょう。
大学生高学年になると後輩に奢るようになる
大学生高学年になり後輩ができると、カッコつけて後輩に奢るようになります。
全員が全員奢るってわけではありませんが、見落としがちな出費として覚えておいてください。
逆に言えば、大学生低学年のうちはたくさん先輩に奢ってもらいましょう(笑)
大学生の生活費まとめ
おおよその大学生の生活費のイメージはついたでしょうか?
もう一度月々の生活費をまとめますと…
- 家賃:約4~7万円
- 食費:2万円
- 光熱費:5,000円
- 飲み代:1~2万円
- 趣味代、交際費その他1~3万円
もちろん人によりますが、月の目安として10万円ほどかかると思ってください。
大学生は高校生とは違い、多少お金に余裕ができますから大胆なお金の使い方をしてしまいます。
安い物件を探しつつ、無駄遣いを減らしつつ楽しい大学生活を送りましょう!