大学生になったばかりのあなた、大学生の生活費ってどのくらいか気になりますよね。
- 家賃はいくらが相場なのか
- 食費はどのくらい使うのか
- 趣味へのお金は?
- 友だちと遊ぶのにはいくら?
- 仕送りだけじゃ生活できない?
といった不安をお持ちでしょう。
現在僕は、地方大学の機械系大学院に通っており1人暮らし歴6年です。(2021年で大学院を卒業します)
その1人暮らしの体験談を色々と折り混ぜて解説していきます。では見てみましょう。
- 大学生の生活費の内訳が知りたい
- 大学生の生活費で欠かすことができない費用は?
- 大学生の生活費に追加でかかるお金って?
- 結局、大学生の生活費は月々いくらになるの?
- 生活費以外にかかるお金の落とし穴
- 大学生の生活費まとめ:大学生は貧乏
大学生の生活費の内訳が知りたい
大学生は自由度が増える分、お金の使い方も大胆になります。
高校生のときは友だちとマックやファミレスに行き、せいぜい~2,000円でしたが、
大学生になり20歳を超えるとお酒が飲めるようになり、1回3,000~4,000円の飲み会に当たり前のように参加します。
高校生の時と比較すると完全に金銭感覚がバグってしまいます。
結論、周りの大学生の、毎月の生活費はこんな感じ。
- 家賃:約4~7万円
- 食費:2万円
- 光熱費:5,000円
- 飲み代:1~2万円
- 趣味代、交際費その他1~3万円
では具体的に解説していきます。
大学生の生活費で欠かすことができない費用は?
生活費で欠かすことができない費用は、
- 学費
- 家賃
- 光熱費
- 食費
- 通信費
- その他の生活費
です。
これらを順に解説していきます。大学生の月々のおおよその生活費がイメージできるはず。
大学生の生活費の半分以上は学費・入学費
やはり大学生の生活費の半分以上は学費と入学費です。
国立・公立、私立大学に分けて、それぞれどのくらいの学費なのか見てみましょう。
日本学生支援機構(JASSO)によると、それぞれの年間の学費は以下のようになります。
【参考】日本学生支援機構(JASSO)
やはり私立大学の学費は高いですね。 国立の2倍以上です。
しかも、↑の表の学費は4年間ではなく1年間で支払う学費です。ストレートに卒業できて単純に×4倍 ってなかなかお金がかかります…
それに加えて、大学に入学時に数十万円の入学金を払わないといけません。高過ぎです…(仕方ないですが)
もちろん大学や学部によって異なりますので目安として参考にしてください。
家賃の相場はいくら?地域ごとに解説
地域ごとに一人暮らしの家賃相場をリサーチしたので、自分が通う大学がある地域を参考にしてみてください。
ちなみに下の表にある家賃は、
- 大学から徒歩15分の位置
- 部屋の大きさは1R
- 2階以上
- トイレとお風呂が独立(別)
という条件の家です。
こちらのアパマンショップで調べてみました。
だいたいの目安ですが、東京と比べて地方だと家賃は2倍くらい違います。
※あくまでもざっくりとしか調べていませんので、詳しくは一度ご自分で調べてみましょう↓↓
光熱費はいくら?季節ごとの目安が知りたい
それでは続いて1人暮らしの光熱費はいくらくらいかかるか季節ごとに解説していきます。
季節ごとのおおよその電気代、ガス代はこんな感じです。
僕の場合ですと、常に電気を使うものは冷蔵庫と照明。
夏の夜は、扇風機とクーラー(26℃設定)、
冬の夜は、エアコン(20℃設定)を使っていました。
あとは、スマホを充電したりドライヤーを使ったりって感じです。
ガスに関しては、お風呂と料理で使います。毎回お風呂はお湯を張らずシャワーだけで過ごしてました。料理は月に6~8回でした。
やはり夏と冬の光熱費は高くなる傾向にあります。
食費は?外食した場合と自炊した場合を考える
次は食費です。
昼ごはんは大学近くの定食屋や学食でおよそ500円でした。夜ごはんは食べに行くと500円~1000円ほど。
しかし自炊すれば(といっても簡単な野菜炒めや麻婆豆腐くらいしか作りませんが…)
4人前くらいいっきに作って600円ほどでした。1食当たり100~200円で食べていました。
テスト前とかで忙しい時以外は自炊するとかなり食費が浮きますよ。
スマホ代・通信費は必須だが高い
大学生にとってスマホは必須アイテムです。正直ないと生きていけません。
しかしスマホは本体代はパソコン並みに高いし、毎月の通信量もバカになりません。
そこで格安SIMを契約して賢く通信費を節約しましょう。
その他の生活費
上記の生活費の他に、
- 家具
- 家電
- 洗剤
- トイレットペーパー
- 勉強道具
などが挙げられます。
家具や家電は一度買い揃えれば卒業まで使うことができますが、歯ブラシやティッシュなどの身の回りのモノや、ノートやペン、そして教科書のお金が意外とかかります。
前期の授業が10個ほどあって新しい教科書を6~7冊買わないといけない場合、合計で2万円ほどかかるでしょう。
大学生の生活費に追加でかかるお金って?
ついついかかってしまう大学生の生活費について解説します。
意外と飲み会代は馬鹿になりません
なんといっても大学生の出費の第1位は飲み会代です。
飲み会の相場は3,000円~4,000円。もし二次会があったらプラス2,000円~3,000円です。
もしあなたがウェイウェイしているサークルに入るつもりなら、月に3回以上は飲み会があると思っておいてください。
そして学期終わりや年末年始、新入生歓迎時期は毎週末飲み会が開催されるでしょう。
ましてや高学年になると後輩に奢ったりする場面も出てくるので、結構な出費になるかも。
飲み会は本当にお金を取られるので注意しておいてください笑
遊び代や嗜好品、趣味に使うお金
遊び代や趣味に使うお金も結構かかりますね。
趣味にもよりますが、僕はロードバイクが好きでバイトして20万円の自転車を購入しました。
また大学生になり20歳を超えるとしたくなるのが酒とたばことギャンブルと女。
1箱500円のたばこを3日に1箱買う友だちもいますし、パチンコや競馬にハマってしまう人もいます。
風俗なんて1回1万円は軽く超えますしね…(笑)
そんなふうに良くも悪くも大学生はお金の使い方が大胆になります。
結局、大学生の生活費は月々いくらになるの?
それでは、大学生の毎月の生活費をまとめます。
- 家賃:約4~7万円
- 食費:2万円
- 光熱費:5,000円
- 飲み代:1~2万円
- 趣味代、交際費その他1~3万円
住んでいる地域や季節、イベントごとがあるかないかで大きく出費は変わってきますが、大学生の月にかかる生活費はだいたい10万円といったところではないでしょうか?
家賃が安い物件を探しつつ、親から仕送りをもらいつつ奨学金を借りつつ、足りなければバイトするというよな感じかなと思います。
生活費以外にかかるお金の落とし穴
ここまで、毎月固定で払う生活費や趣味の費用について解説しました。
せっかくなのでここからは、生活費以外で突発的に発生するお金についてまとめていきます。
病院代(風邪や虫歯など)
大学生になり一人暮らしをしていると、風邪をひくこともあるでしょう。
そうすると病院に行くわけですが、初診料1,000~2,000円ほどかかります。
意外と病院代や薬代が高いということを頭に入れておいて、緊急時の病院代だけは必ず貯金するようにしておきましょう。
風邪以外にも虫歯になって歯医者代が結構かかったというケースもあります。
定期的に歯医者に行くと病院代がもったいないように思えますが、僕は逆に定期的に検診に行き虫歯を作らない方がトータルでは医療費は安くなると考えています。
自転車の修理代(主にパンクが原因)
大学生の出費で多いのが自転車の修理代です。
パンク修理だと1回500~1,000円ほどで直してくれますが、なんか損した気分になります...
そして、パンクした自転車を押していくのはめんどくさいですよね。
自転車は空気が入っていない状態で乗るとパンクしやすくなります。
ですので、1か月に1回は空気を入れるようにしましょう。
1,000円ほどの安い空気入れでいいので、ぜひ購入することをおすすめします。
自転車通学する大学生で、パンク修理代で損をしたくないという方はぜひ定期的な整備を。
自転車ライトの盗難
自転車を大学に置いておくと、ライトの盗難に遭うことがあります。
僕も4年間で2つライトを取られました。盗難に遭うとマジでイライラしますよね。
長い時間自転車から離れる時はライトを持ち歩くようにしましょう。
パソコンやスマホの修理代
パソコンやスマホなど電子機器の故障はたまに起こります。
Apple Careやパソコン保証に入っていれば修理代はかなり少なくなると思いますが、そうでないと結構な費用がかかります。
普段から過度な負担をかけない使い方を心掛けましょう。
彼氏・彼女とのデート代
大学生になると同じ学科やサークル、バイト先で彼氏や彼女ができることがあります。
そうすると発生するのがデート代。
月に2回くらい遊びに行くとして、交通費、ランチ代、施設入館料、ディナー代、泊りなら宿泊代…月に2~3万円といったところでしょうか?
数えるとキリがありません。
彼氏・彼女や友人へのプレゼント
年に数回ですが、彼氏・彼女や友人へのプレゼント代は仕方ないですね。
年単位で少しの貯金を心掛けましょう。
高学年になると後輩に奢るようになる
高学年になり後輩ができると、カッコつけて後輩に奢るようになります。
全員が全員奢るってわけではありませんが、見落としがちな出費として覚えておいてください。
逆に言えば、大学生低学年のうちはたくさん先輩に奢ってもらいましょう(笑)
大学生の生活費まとめ:大学生は貧乏
おおよその大学生の生活費のイメージはついたでしょうか?
もう一度月々の生活費をまとめますと…
- 家賃:約4~7万円
- 食費:2万円
- 光熱費:5,000円
- 飲み代:1~2万円
- 趣味代、交際費その他1~3万円
もちろん人によりますが、月の目安として10万円ほどかかると思ってください。
大学生は高校生とは違い、多少お金に余裕ができますから大胆なお金の使い方をしてしまいます。
安い物件を探しつつ、無駄遣いを減らしつつ楽しい大学生活を送りましょう!