おりびのブログ

「機械工or院卒→開発部」を目指す理系のためのブログ。

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【Q.志望校をどちらの大学にするか迷っている】→A.僕なら研究室と就職先を調べる!

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悩める受験生

機械工志望の高3受験生なのですが、志望校が決めきれません。どっちの大学がいいと思いますか?

という質問をたまにもらいます。

 

似たようなレベルの大学AとBのどっちを選んだらいいかと受験生に聞かれたら、結論ぼくなら、

・興味ある研究室があるか

・卒業生の就職先(進路)はいいか

この2つを考えるんじゃないかなと思います。

 

※ある程度自分で調べて、目星がついており志望校の候補が上がっている状態とするので、

  • 偏差値
  • 立地
  • 私立か国立か

のような項目はいったん抜きにして考えてみます。

 

それでは進路選択に迫られた受験生の気持ちになって、僕の考えをまとめていきます。

 

 

①興味ある研究室があるか(or 多いか)

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「A大学とB大学のどっちの機械工がいいと思いますか?」と聞かれたら、興味ある研究室があるかを調べてみると思います。

なぜなら、研究室生活が与える影響はとても大きいからです。

 

大学院までいく場合は、6年のうち3年を研究室で過ごします。学部で卒業する場合でも4年のうち1年も研究室生活になります。

 

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興味が湧かないことを数年も実験したり卒業論文とか書くよりも、ちょっとでも興味ある事柄の方がいいですよね。

 

機械工と一口に言ってもこんなに研究分野は分かれてる!

  1. 疲労による破壊のメカニズム解明
  2. ポンプ内の流体をシミュレーション
  3. ガスタービンや羽根車の騒音低減
  4. レーザーによる固体材料の計測
  5. ガスや水素の燃焼シミュレーション
  6. ガスエンジンの点火時期制御
  7. 無響室での振動や騒音試験
  8. 超音波による振動の測定
  9. ロボット義手義足、介護・手術ロボット
  10. パワーアシストスーツ開発
  11. レーザーによる超精密加工
  12. 焼結メカニズムの解明
  13. 摩擦・摩耗の研究
  14. 人工軟骨の開発
  15. 燃料電池の開発
  16. 水素貯蔵のための容器の開発

>>九州大学機械系研究室

 

機械工って言っても、多くの分野に分かれています。上記は九州大学機械工を参考にかみ砕いて列挙してみました。

 

  1. 流体
  2. 燃焼
  3. 振動・騒音
  4. エンジン
  5. エネルギー効率
  6. ロボット制御
  7. 精密加工
  8. 摩擦・摩耗
  9. 燃料電池

あくまで一例ですが、流体やエンジン、精密加工のような「ザ・機械系」というジャンルから、生体に関することや医療ロボットなど幅広いです

大学によっても、研究室はかなり違う!

大学によっても、研究内容は全然ちがいます。

  • エンジンの研究で有名な先生がいるとか、
  • 医療ロボットの研究室は少ないとか、
  • 話題の水素燃料に関する研究に強いとか、

大学によってまちまちです。

 

高校生の段階でこんな専門的で難しいこと言われても困るわという気持ちもよく理解できます。

しかし高校生の時点でちょっとでも興味ある研究分野の意識があると、いざ研究室に入るときにスムーズ。

 

気になる大学が複数あるなら、それぞれの大学の研究室をちらっとでも見てみましょう。

なんとなく興味をそそる研究テーマがあれば第一候補にしてもいいんじゃないでしょうか?

 

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「〇〇大学 機械工 研究室」って検索するとすぐ出てきますよ!

②卒業生の就職先を見てみる

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「A大学とB大学のどっちの機械工がいいと思いますか?」と聞かれたら、卒業生の就職先(or 進路)を調べてみます!

 

調べる内容は下記。

・学部卒と大学院進学の割合は?

・就職している企業名は?

・学部卒と院卒で就職先の差は?

僕なら、この3つをチェックしていくかなと思います。

学部卒と大学院進学の割合は?

高校生の時点だと、大学院までいくかどうかなんて全く想像つかないですよね。

 

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しかし、自分が行きたい大学は大学院進学が多いのか少ないのかを知っておくことは大事だと思います。

なぜなら、いざ院に進もうと思っても、大学院に進学する人が少ないと研究の選択肢も狭くなってしまうからです。

(大学院は他大学に行けばいいわ!という学歴ロンダリングに関してはまた別の機会で...)

 

僕の意見としては、大学院に進学する割合が高い大学をおすすめします。

単純に選択肢が広がりますから。別に学部で卒業して就職でも全然アリですからね。

 

将来、大学院までいきたいなと思ったときに有利な方を選択しとくのが賢いかなと思いました。

就職している企業名は?

次に、卒業生の就職先を見てみましょう。

「〇〇大学 機械工 就職先」とぐぐったらすぐ出てきます。

 

企業一覧を見てみると感じる絶対思う疑問はこれ。

 

悩める人

全然聞いたことない会社ばっかやん…

機械系の企業は、個人消費者ではなく会社に商品を納めるビジネスも多いです。(B to B企業って言います)

 

だから、一流企業だけど自分が知らなかっただけなのか、無名企業なのかということを調べてみるのがいいと思います。

 

大手企業に就職することが正しいのかと言われたらそんなことないですが、有名企業に入れる実力がある人が多く在籍している大学に行くことは刺激になりますよね。

 

  • 業界では有名な企業なのか
  • 従業員規模はどのくらいか
  • 一部上場企業なのか

などを検索して調べてみるのがいいかなと思います。

 

受験勉強でそれどころではないという気持ちもわかりますが、大学に入ることがゴールではないはず

なので勉強の休憩を使って1時間くらい調べてみると刺激になりモチベにもなると思います。

学部卒と院卒で就職先の差は?

企業名を見てて、疑問に思うことがもう1つ。それは、

中堅大学なのに有名企業ばかり並んでいてほんとなのかな…

ということです。

 

なんか就職先を盛ってるんじゃないかなと思いますよね…

・数年間さかのぼってチェックしてみる

・有名企業と中堅企業の割合を数えてみる

ということをしてみるのがいいでしょう。

 

「同じ大学で学部卒と大学院卒で就職先の違いを調べてみる」というはあまり知られていないけどかなりおすすめです。

 

学部卒よりも院卒の就職先が格段にいい場合、

  • 研究のレベルが高い
  • 教育レベルが高い
  • 学校推薦などが存在する

などが予想されます。

 

「地方の国立大学なのに大学院までいくとかなり有名企業多いんだ!」といった発見があるでしょう。 

まとめ:志望校選びに迷ったら、研究室と就職先をチェックしよう

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まずは大学ホームページに行って、研究室一覧をチェックします。

専門的過ぎてなんのことかさっぱりだと思いますが、その中でも興味ある研究があれば占めたもんです。

 

悩める人

研究室とか楽だったらなんでもよくね、大学名が大事っしょ!

と思う方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし機械メーカー開発部に入った僕としては、やはり研究室が大事です

なぜなら、技術系の仕事に就く場合は、「大学名」ではなくて「大学でどんな研究をしていたのか」の方が10倍聞かれるからです。

また就活でも、研究活動で頑張ったことや困難だったことはかなり聞かれました。

 

研究室以外にチェックすべきは、やはり就職先です。

  • 大学院進学が多いのか
  • 大手企業が多いのか
  • 中堅企業が多いのか

この辺りをざっと調べてみるのをおすすめします。

 

聞いたことない企業名の方が多いかと思いますが、いい機会だと思ってどんなモノを作っているか調べてみましょう。

ついでに給料や福利厚生なんかもちらっと見てみると勉強のモチベ上がるかもです笑

 

研究に関する関連記事はこちらに用意したので、よかったら見てみてください。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。