大学3年生、大学院1年生の方々だと、就職活動を意識し始める頃だと思います。
そして彼らの最近の話題はもっぱら「インターンシップ」ではないでしょうか?
僕の周りでは、「おはよう」や「久しぶり」の代わりに「インターンどこいくの?」という挨拶が交わされていました(笑)
最近は夏や冬の長期休みを利用してインターンをする学生も増えており、インターンのことをあまり調べていないと周りから取り残されて不安になってしまいますよね。
そこで今回は、「インターンシップって気になってるけど、実際行くメリットあるの?」と思っている方に向けて解説します。
「就活やインターンシップなんてまだ先でいいや!」と思っている方は要注意かも!
早めに情報を手に入れてインターンシップや就活を有利に進めていきましょう!
長期インターンシップのメリットは?
では早速、長期インターンシップに行くメリットを5つご紹介します。
すべて僕の体験談です。
社内の雰囲気が分かる!
長期インターンシップに行って最もよかったことは、自分の目で社内の雰囲気を感じ取れることだと思います。
その会社のホームページや口コミサイトを見れば「社風に関する情報」は一応ゲットできるかもしれませんが、実際とは異なる場合が十分に考えれられます。
口コミサイト見ていい会社だと思って入社してみたら超ブラックで3年で辞めてしまったなんてことになるのは嫌ですもんね。
街中で可愛い女の子(かっこいい男の子)を見かけて即告白するなんてこと普通はしないです。まず連絡先聞いて、そのあとデートして相手のことを十分に知ってから告白に踏み切ると思います。
つまりデートに例えると、長期インターンシップとはがっつりディズニー(あるいはユニバ)デートするようなものなんです。
相手の雰囲気やどういった考えの人間なのか、また長い間一緒にいると相手の嫌なところも目の当たりにしてしまいます。
このように、長期インターンシップに行くと、その会社は楽しそうか暗いのか、明るいのか緊張感があるのか、上司は接しやすい人なのかといろいろなことが分かります。
入社する前に、その会社に潜り込んで雰囲気を自分の肌で感じ取れるのは本当に長期インターンシップに行くメリットだと思います!
自分が興味ある業界の知識や実務について知ることができる
長期インターンシップに行くメリットとして、自分が興味ある業界の基礎知識を知ることができたり、実務を体験できたりすることが挙げられます。
2週間~1か月もその会社で社員さんと一緒に働く訳ですから、自ずとその業界のついて詳しくなれます。
また実際の業務で使う装置などを使わせてもらえるので、普段の大学生活では絶対に体験できないようなことが学べます。
長期インターンシップを通して、仕事の難しい部分ややりがいなどが見つかると今後のキャリアプランにいい影響を与えると思います。
働くということについて考えるきっかけになる
長期インターンシップで実際に仕事をさせてもらうことで「働くということ」について見つめ直すきっかけになると思います。
「働いていて自分にとって一番の原動力になるものはなんですか?」
「なんのためにその仕事を選んで働いているのですか?」
という質問に対して「お金が必要だから」という回答以外を見つけれるようにすることが大切だと思います。
なぜなら、毎月の給料だけが仕事のモチベなら何十年も仕事なんて続かないですからね…
長期インターンシップを通して「なぜ働くのか」を見つめ直しましょう!
長期インターンシップでは日当がもらえる会社もある
長期インターンシップに行くと働いた日の分だけ給料が出ることもあります。
日当を貰えるかどうか、いくらぐらい貰えるかは企業によります。
僕の場合ですと業界2位の会社に長期インターンシップに行って、豪華な夜ご飯代くらい日当を貰えました。
また、宿泊するためのホテルや交通費、社食代も負担してくれたので、インターンシップ期間中一銭もお金を使いませんでした。
長期インターンシップは大変だなと思うかもしれませんが、会社によっては手厚くもてなしてくれます。
インターンを応募する前に十分に詳細を確認しましょう。
就活・内定が有利になる
「長期インターンシップに行くと内定に有利になる⁉」という噂はどこでもありますよね。
この噂について長期インターンシップを終えた自分なりの意見を書いてみます。
結論から言うと、僕は「長期インターンシップにいってまじめに業務をこなせば、かなり就活や内定に有利になる」と考えています。
なぜなら、長期インターンシップを行うために企業はかなりのお金を使っているからです。
企業はボランティアで長期インターンシップをしているわけではありません。
インターンシップをしている最中は、その担当上司の仕事量は減ってしまいますし、一人ひとりに対してかなりのお金を使っています。
僕の場合を例に出して考えると、往復の交通費、2週間ビジネスホテル暮らし、お昼は社食付き、プラス日当がもらえたので、低く見積もっても一人当たり10万円は超えているでしょう。
約20人ほどのインターン生がいたので、軽く200万円は使っている計算です。企業の利益からしたら大したことない金額かもしれませんが、それにしても200万円をボランティアで使うなんて考えられません。
ではなぜ企業はそんな大金と社員の時間を使って長期インターンシップを開催するのでしょうか?
ここで、学生を採用する人事の立場になって物事を考えてみようと思います。
僕の予想ですが、おそらく結論は「200万円の投資で優秀な人材を早めに確保しよう」ということではないでしょうか?
就活シーズンだと他の企業と優秀な学生の奪い合いですから、早めに唾を付けておこうという事じゃないですかね…(あくまでも僕の予想です)
つまり学生の視点からすると、長期インターンシップでまじめに働いて、その会社の業界の基礎知識を勉強してもらったり、仕事内容に関する食い違いをなくしてもらい、会社の雰囲気とマッチしている学生を取りたいってことではないでしょうかね。
そういった意味でも長期インターンシップにいってまじめに業務をこなせば、かなり就活や内定に有利になるかなと思います。
長期インターンシップのメリットまとめ
自分の体験談から、長期インターンシップに行くべきメリットを5つご紹介しました。
本当に行きたい業界なら、必ず長期インターンシップに行ってミスマッチをなくすという意味も込めてお勧めします。
しかし、周りの友だちや先輩の話に流されず、しっかりと自分の興味や将来と向き合って選択していきましょう。