開発部に配属されたおりびです。(2021年12月現在)
とある日、開発部長から新入社員にこんなメールが。
Excelのマクロを使って業務改善できる人材を増やしたいから、君ら新入社員は「Excel VBAベーシック」に合格できるよう勉強してください。
いやいやマジか。そんなこんなで12月には受験しなくちゃいけなくなりました。あと1か月しかありませんww
もちろん業務中にマクロの勉強する暇はないので、平日の帰宅後か休日にやらないといけない…
マクロなんて1回も使ったことがないド素人がいかに最短ルートでVBAベーシックに合格できるか考えることに。
これから話すことを実践してみた結果、約1か月の勉強で1000点中950点を取って1発合格することができました。
- マクロなんて触ったことない
- 上司の指示で、合格しないとやばい
- 無駄はせず最短ルートで合格したい
という過去の僕みたいな方に向けて、合格体験記を残します。
さすがに受験料も会社に払ってもらってるし開発部長直々の指示なので、不合格になるわけにはいきません。頑張らないと。。
- VBAベーシック合格するための最短3ステップの勉強方法
- まだ余力があったら試験前にしてほしい2つの勉強→これで満点狙えます
- Excel VBAベーシックの試験方式に関してお伝えします㊙
- まとめ:公式問題集を読む→過去問集を解くを繰り返そう!
VBAベーシック合格するための最短3ステップの勉強方法
僕は次の3つの順番で勉強していきました!詳しく解説します。
①公式参考書を一通り読む
②過去問を解き重要箇所をメモ
③マクロを模写して動かしてみる
※この記事にたどり着いていただけた方なら、たぶんVBAベーシックの試験概要や試験方式とかは知っているかと思いますので、本記事では省略しますね。
僕が実践してきた勉強方法のみに注力してブログ書きます。
※VBAベーシックなんて知らないよって方は、こちらから公式サイトをご覧ください。
>>Excel VBA ベーシック|VBAエキスパート公式サイト
①公式参考書を一通り読む
ステップ1は、とりあえず脳死で公式参考書ぜんぶに目を通すって作業がいいと思います。
理由は、この公式参考書から試験が出題されるからです。
※公式参考書8ページにある通り、「VBAベーシック」試験の出題範囲を完全に網羅していると書かれています。↓
現に私も、この参考書の内容が理解できれば余裕で合格できると感じました。
まじかよ。。200ページ近くある参考書をいきなり全部読めって言われてもしんどいよ…
しかし、全部読んでも案外時間はかかりません!
1日2~3時間使えば3日ほどで読破できます。Excel画面のスクショ画像が多いので案外文字は少ないんですよ笑
1周目では、深く悩まずサクサクと次を読んでいくことをおすすめします。
- ほお、マクロの記録って便利やな
- 変数を初めに定義することが大事なんか
- If文使えば条件を分岐できるのか
という感じでさらさらと流れるように読んでいきましょ。
②過去問を解き重要箇所をメモ
3日かけて1周読めたら、次はもう過去問を解いていきます。
ええ、まだ過去問なんてやっても解けないよ
とは心配しなくて大丈夫。
テストの出題傾向や雰囲気を読み取るだけでも成果です!
てか、過去問ってどれなの?またお金かかるんでしょ?(落胆)
というため息も聞こえてきました。
しかし過去問についても心配しないでください。
この公式問題集に模擬問題のURLとパスワードが書かれています。ログインすればすぐ勉強できます。
公式問題集買えば過去問(40問)もついてくるのでかなりコスパよし。
あんまり大声では言えませんが、この過去問とほぼ同じかちょっと数字が違うような似た問題が多く出題されました。
- 過去問を何回も解いた
- 過去問は9割以上正解できる自信あり
- 正誤の説明を人にできる
ような方なら間違いなく試験本番にも合格できます。
公式参考書を読む→過去問を解く
というループを3回以上しましょう。過去問には丁寧な解説がついていましたので、それと本文を読み比べて知識を深めてください。
これでかなり合格に近づきます。
③マクロを模写して動かしてみる
参考書を読み過去問を解いていくと、だんだん飽きが来ると思います。
ということで3番目のステップは、参考書のマクロを模写して実際に動かしてみましょう。
正直VBAベーシックの試験は、Excelを一度も使わなくても合格できる類の試験だと感じました。
とはいえ、時間に多少余裕がある方は実際にマクロを記述して動かしてみるのがいいです。
まずは参考書に書かれている内容を模写!
その後は、セルの数字とかちょっとずつ変えてみてどうマクロが変化するかを考察するのも楽しいし勉強になると思います。
まだ余力があったら試験前にしてほしい2つの勉強→これで満点狙えます
ここから話す2つの勉強を追加で行えば、試験本番で"満点"狙えます。
※実際、僕は下記2つを行ってVBAベーシック初挑戦で1000点中950点を取ることができました。たぶん2問ミス。
- オリジナルマクロを作ってみる
- 別の過去問を買って解きまくる
解説していきます。
正直、①はおまけ。②は検討の余地ありです。
オリジナルマクロを作ってみる
まだ余力があったらオリジナルマクロを作ってみましょう!
僕は、楽天証券の保有株式一覧を並び替えて表にするってマクロ作りました。(笑)
毎月末に資産状況をExcelで管理しているんですけど、いちいち[Ctrl] + [C] & [Ctrl] + [V]で整理するの大変だったんですよね。
①:↓は楽天証券からダウンロードしてきた資産状況のExcelファイル
②:↓はマクロ適用後。For文やらいろいろ使って、必要な項目だけ抜き出しました!
③:↓は自作したマクロ。たぶん無駄が多いw
④:↓最終的には、別タブに資産状況管理表を作ってグラフ化しました。これもまた別のマクロ作りました。書式とか一瞬で変更できるので便利。
ということでオリジナルマクロを作って知識を深めるのが一番身につきます。
ゼロベースから実用的なマクロを作ってみることでマクロの分からないところや新たな疑問に気づけるからです。
・変数の定義は何にしたらいいの?
・For文が思った通りに動かない
・セルの平行移動ってどうするんだっけ
・行を消去するにはなんて書くんだろう
・1番下にある行番号を特定するには?
こんな感じで次々と疑問が湧いては参考書を見て解決していきました。
別の過去問を買って解きまくる
前半で公式問題集の過去問を解くことをおすすめしましたが、問題数が40問しかないんですよね…
やっていくと分かりますが、正直40問だけでは不安になります。試験までにもっと問題解きたい…
他に過去問はないのかと探していたところ、こちらのサイトを見つけました。(※※サイト封鎖されていました。。すみません、紹介したのに購入できません。。2024年2月現在)
設問 1 - 1 Excel VBA ベーシック | VBAエキスパート試験対策webサービス
全部で205問あって、試験範囲の重箱の隅まで網羅していると感じました。なかなかよい。
ただ30問くらいは無料なんですけど、残りの170問を解くには2,800円必要でした。
試験1日前に合格できるか不安になって過去問ないか調べ漁っていたら発見。背に腹は代えられぬ想いで購入しました。
Excel VBAベーシックの試験方式に関してお伝えします㊙
試験は50分。Excelの画面は立ち上げません。問題のパターンはこんな感じ。
- 4択問題で正しい(正しくない)ものを選択する
- エラーが発生する行を選択する
- かっこに合う構文を記述する
4択問題が圧倒的に多かったです。
また正しくマクロが動作するよう、かっこに適するマクロを自分で書くという問題が2問でました。
2単語ぐらいの短さです。でも知っていないといくら考えても解けません。
参考書で勉強するときや過去問を解くときに、「これ選択肢がなくても解けるかな?」という意識で解けばよりいっそう合格に近づけると思います。
まとめ:公式問題集を読む→過去問集を解くを繰り返そう!
公式問題集を何回も読みましょう。そして問題集を3回は解きましょう。そして9割以上解ける自信がついたら試験合格も近いです。
いろいろな参考書が出てますが、やはり試験範囲になっている"公式"の問題集を買うのが1番よいです。断言します。
同じ著者で2009年発売の青色の「VBAベーシック」があると思うのですが、最新の緑と黄色の方でOKです↑↑
最後までお読みいただきありがとうございました。