動画編集を引き受けていただいて誠にありがとうございます。
このページで詳しい動画編集のノウハウをまとめていきます。
重要情報ですので、外部へリンクの共有はお控えください。
- 動画編集にあたって最も注意するべきこと
- 有料編集ソフトの選定
- エンコードについて
- カット編集
- テロップについて
- タイトルデザインについて
- 見出しについて
- 画像・動画挿入について
- 効果音のルール
- BGMについて
動画編集にあたって最も注意するべきこと
下記は同じファイルの階層に保存してください。
そしてファイルの保存位置は変えないでください。
- 動画編集ファイル(.pds)
- 元動画素材
- 効果音素材
- BGM素材
- 画像素材
元動画ファイルを消したり移動させたりすると、動画編集ファイルが壊れてしまいます。
十分にお気をつけください。
有料編集ソフトの選定
申し訳ございませんが、有料編集ソフトはご自身で購入していただきたいと思います。
特にこだわりがなければ、「PowerDirector 365」を購入していただきたいです。
年間8,480円(1ヵ月517円)で動画編集に必要な機能は一通り使えます。
他の有料編集ソフトの希望がある場合は要相談でお願いします。
エンコードについて
エンコード作業とは、信号やデータなどを一定の規則に従って変換することです。
動画編集の場合、具体的には動画ビットレートを変更します。
元動画をエンコードしないままだと、音声と口の動きがずれてしまいます。
動画ビットレートを固定することで、音声と口の動きがズレなくなるとお考え下さい。
作業自体はほとんどワンクリックなので負担は小さいかと思います。
※詳しくは、「エンコードとは」でググっていただけると幸いです。
具体的な作業は下記です。
作業①:エンコードソフト「HandBrake」をダウンロード
https://ja.osdn.net/projects/handbrake-jp/
上記URLから「HandBrake日本語版」をダウンロードしてください。
作業②:元動画をHandBrakeに取り込む
元動画素材をHandBrakeに取り込んでください。
このような画面です。
作業③:「Video」タブのFramerate(FPS)を変更
「Video」タブのFramerate(FPS)を探し、下記2点を行ってください。
- Constant Framerateにチェックを変える
- FPSを29.97に変更
作業④:「Video」タブのQualityを変更
「Video」タブのQualityの「Constant Quality」のメモリを右端まで動かしてください。(Constant Qualityの値が0になります。)
作業⑤:「Start Encode」をクリック
上部にある緑色で描かれた「Start Encode」を押してください。
元動画素材の長さによりますが、数十分待機してください。
エンコードが終了後、自動で動画ファイルが保存されます。
右下にある「Browse」というボタンを押して、保存場所を確認しましょう。
以上でエンコード作業は終わりです。
次の作業からは、エンコードされた方の動画素材を使ってください。
カット編集
カット編集に関してですが、基本的には下記のような部分をカットするようなイメージでお願いします。
- 噛んで言い直した部分
- 1文と1文の間で1秒以上黙っている部分
※だんだんと慣れていっていただければOKです。
テロップについて
テロップは大きく分けて下記の3種類があります。
- 基本の文字
- 強調したい文字
- ツッコミ文字
それぞれのフォントや色などについて説明します。
基本の文字
- 挿入場所:字幕ルーム(F12ボタンでも出てきます)
- フォント:RgPG2サンセリフ-B
- 色:テキスト→白色、境界線→青色(R0,G112,U223)、シャドウ→なし
- 大きさ:16~22くらいでバランス見て調整
- 配置:中央揃え、Y位置→0.88ぐらい(バランスを見て変更可)
※1行に収まらない場合は2行になっても構いません。見やすさ第一で判断していただけますと幸いです。
強調したい文字
- 挿入場所:タイトルルーム(F7ボタンでも出てきます)
- フォント:TT 新ゴ Pro U
- 色:上記参照
- 大きさ:20~26くらいで大きめ
- 配置:中央揃え、Y位置→0.88ぐらい(バランスを見て変更可)
ツッコミ文字
- 挿入場所:タイトルルーム(F7ボタンでも出てきます)
- フォント:TT ひげ文字 Std U
- 色:単一色→白色、境界線→紫色,サイズ5、シャドウの距離3.8
- 大きさ:26~36くらいで大きめ
- 配置:中央揃え、Y位置→0.88ぐらい(バランスを見て変更可)
タイトルデザインについて
左上のタイトルデザインについてです。
本動画に適する言葉を端的に短くまとめます。できれば体言止めがいいです。
- 配置:左上に設置、多少の隙間あり
- フォント:TT 新ゴ Pro U
- 色:白文字,外枠オレンジ色(※見やすければなんでもOK。適宜変更OK)
- 文字の背景:木目(適宜変更OK)
見出しについて
大見出しと小見出しの2種類について説明します。
大見出し
大見出しと大見出しのカットの間に、下記のような見出しを挿入したいです。
- 背景色:赤色(赤255, 緑86, 青86, 色合い0, 鮮やかさ240, 明るさ160)
- 文字:白色、TT 解ミン 宙 Std M(文字が多くなるので明朝体で)、ノーマルの太さ
- 注目文字:黄色(赤255, 緑255, 青128, 色合い40, 鮮やかさ240, 明るさ180)、太字
- 文字の大きさ:40~48(身体と被らないように)
- 上部の題名:赤色、RgPぶらっしゅ、黒色境界線あり、ポイント40~48
- その他:数字で箇条書き
中見出し
中見出しと中見出しのカットの間に、下記のような見出しを挿入したいです。
- 背景色:青色(赤0, 緑119, 青237, 色合い140, 鮮やかさ240, 明るさ112)
- 文字:白色、TT 解ミン 宙 Std M(文字が多くなるので明朝体で)、ノーマルの太さ
- 注目文字:黄色(赤255, 緑255, 青128, 色合い40, 鮮やかさ240, 明るさ180)、太字
- 文字の大きさ:40~48(身体と被らないように)
- 上部の題名:赤色、RgPぶらっしゅ、黒色境界線あり、ポイント40~48
- その他:数字で箇条書き
「今日のまとめ」のデザイン
動画最後に、下記のような「今日のまとめ」を作りたいと思います。
- 背景色:緑色(赤0, 緑128, 青0, 色合い80, 鮮やかさ240, 明るさ60)
- 文字:白色、TT 解ミン 宙 Std M(文字が多くなるので明朝体で)、ノーマルの太さ
- 注目文字:黄色(赤255, 緑255, 青128, 色合い40, 鮮やかさ240, 明るさ180)、太字
- 文字の大きさ:40~48(バランス見て調整)
- 上部の題名:緑色、RgPぶらっしゅ、白色境界線あり、ポイント36
- その他:数字で箇条書き
画像・動画挿入について
喋りはじめと同じタイミングで画像または動画を挿入してください。
画像挿入は下記の2通りがあります。
- 静止画、画像小さめ
- 拡大、画像は全体表示
「静止画、画像小さめ」の場合、身体やテロップとのバランスを見てイイ感じの調節してくださいw
下の画像で言うところの「PowerPoint」です。
「拡大、画像は全体表示」の場合、下記動画の3:44~の編集をご覧ください。
【機械工に進学した大学1年生に見てほしい!】高校生と「機械工大学生」の違い9選! - YouTube
画像選択→キーフレーム→クリップの属性→「高さと幅の拡大率を変更する」
上記の手順で、動画のような編集が可能です。
詳しくは「PowerDirector 画像拡大」とググってみてください。私に質問でも結構です。
画像・動画を利用するためのサイト
私は下記のサイトから画像・動画を使用しています。ぜひ見てみてください。
- https://jp.freepik.com/
- https://pixabay.com/ja/
- PowerDirector365の「プレミア素材」
どうぞご確認ください。
効果音のルール
下記に効果音のルールをまとめます。
- こんにちは、おりびですの直後→和太鼓でドドン
- タイトルコールの直前→タイトル表示
- 目次→ジッパー
- 目次の中の項目を読むタイミング→泡がはじける
- 目次以外の箇条書きが出現→ニュッ3
- 集中線始め→ビシッとツッコミ2、中パンチ
- 画像を拡大し始めるとき→ナイフを投げる、パッ、パパッ
- 大変、しんどいなど→魔の時計塔の鐘、チーン
- 拍手や歓声のエフェクト→歓声と拍手2
- リズミカルなツッコミ(単位を落とすなど)→小中大パンチ、キック
- 大きな文字→カードをめくる、テニスラケットで打つ1
- 式などを表示→ライター点火
- ノーマルな画像を挿入→コルク栓を抜く2、カメラのシャッター1、カードをめくる
- 結論や大事なことを言うとき→決定ボタン押下17、決定ボタン押下22、キラッ1
- 動画を挿入→卓球のラケットで打つ
- キラキラのエフェクト→鎮魂歌(レクイエム)_notemusic
- 一番最後の結論→小鼓
話始めるタイミングであったりテロップや画像が出るタイミングと同時に効果音を挿入してください。
各項目に複数個の効果音があります。
これは複数個の中からどれを選んでもOKという意味です。
連続して同じ効果音にならないよう、異なる効果音を選ぶことだけお願いいたします。
またPCのスピーカーおよびイヤフォンの2通りから音量を確認してください。
聞きやすい音量になっていれば構いません。
(※私の場合、元動画の音声を3~5倍、効果音を-7~-15倍くらいにしております。)
分かりにくいところは適宜ご質問ください。効果音素材についてはメールでお送りします。
BGMについて
下記にBGMの候補を上げます。
- ほんのり楽しくお喋りする時のテーマ
- ふわっと散歩にでも出る時のテーマ
- cold-reason
- six-seven-eight-no-theme
「こんにちはおりびです」という冒頭が終わったあたりからBGMを挿入してください。
効果音と同じく、BGMもPCのスピーカーおよびイヤフォンの2通りから音量を確認してください。
聞きやすい音量になっていれば構いません。
「six-seven-eight-no-theme」は最後のエンディングとして使ってください。
それ以外の3つはランダムに使ってください。
本動画が長く、1曲が終わった場合、場面他のBGMを場面のキリが良いところで挿入してください。